“「丁寧に迅速に動く」この初心を忘れずに仕事に向き合う”
入社動機
環境や建築物に興味があり、就職活動では双方に携わることができる業種を重視しながら様々な企業の選考を受けました。その中で大学の就職課の担当職員からOGが働いていると紹介されたのが山本商会でした。建設資材を扱う会社の説明を聞くのは山本商会が初めてだったこともあり、建物を建てるには目に見えない部分を含め、自分が想像していた以上に数えきれないほどの商品が関わっていることを知り、仕事内容にとても興味を持ちました。また、大学三年次に観光で足を運んだ川崎大師の行事に毎年参加していることや、私の地元にある商業施設の建設時にも資材を納品していた話を聞き、山本商会がより身近な存在に感じたことも大きかったです。営業事務は建設資材の知識を深めながら、お客様だけでなく社内の営業職の双方を支える仕事ができると思い志望しました。
入社当時の思い出
建設資材の知識がほとんどない状態で入社し、配属後しばらくは電話越しに言われた商品名を書き取ることに精一杯の日々が続きました。当時私についてくださった上司に「最初こそ電話を多く取ることが大事だよ」と言われていたので、慣れない電話対応に不安はありつつも営業所の誰よりも早く受話器を取ろうという気持ちで仕事をしていました。また、電話受注に慣れるまでの間は、常に上司がお客様とのやり取りを聞き、適切な対応を助言してくれたり、周囲の営業事務の方々も困っていると声をかけてくれるような環境だったので物怖じせずに電話を取り続けることができたのだと思っています。初めてお客様から在庫品以外の取り寄せ商品に関する問い合わせを受けた時に、上司の「丁寧に迅速に動く」という教えのもと、仕入先メーカーの担当者と連絡を取りながら提案した商品が受注につながった時はとても嬉しく思ったのを覚えています。今でもこの初心を忘れずに日々仕事に向き合っています。
仕事のやりがい
営業事務は一般事務と比べて電話受注を通し、直接お客様とやりとりする機会が多い職種です。建設資材や専門知識を深めるという点については、毎日違う商品の問い合わせがあるので注文を多く取るほど自然と知識が身についていきます。“在庫品以外の商品の手配”や“納品までの日数が少ない”など、難しい内容ほどお客様とメーカーの間に立つことになり、お客様の希望通りの形で納品できた際にこの仕事のやりがいを強く感じます。常にタイトなスケジュールを求められる建設現場からの依頼は、納品までの期間が短いことは決して少なくありません。仕入先メーカーの担当者との綿密なやりとりや、時には営業職とも連携を取りながらお客様の要望に最大限応えられるよう、臨機応変に動くことも重要な仕事です。こうした工程を経て無事に納品が済んだ後、お客様に「ありがとうございます、助かりました。」と直接お礼の言葉をいただけるのも仕事のモチベーションに繋がります。
会社の雰囲気・職場環境
私の所属する営業所は現在社屋の建て替え工事のため、別営業所内に場所を移しています。人数も決して多くはない中、今までとは異なる業務形態の中でどうすれば従来以上の力でお客様に寄り添うことができるか、意見を出し合いながら仕事をしています。入社当時から営業所内には上下関係などの壁はなく、どんな時も周りを気に掛けている方が多いこともあり、誰にでも気軽に相談できる環境だと感じています。特に入社してしばらく経った頃に歓迎会を開いていただいたことがとても印象深く、業務外で初めて職場の方とゆっくりお話しできたことで一層打ち解けられたように思いました。年齢の近い先輩はもちろん、年齢の離れた上司も世間話をはじめ気さくに話しかけていただけるような和やかな雰囲気の職場なので、どんなに業務が忙しくとも自分のコンディションを崩さずに働き続けることができているのだと思っています。