“お客様からの感謝の言葉で、自分も役に立っていると実感”
入社動機
高校3年から約5年間、引っ越しのアルバイトをしていました。いつもトラックの助手席に座りながら、「いつか自分でトラックを運転したいな」と思っていました。また、引っ越しでいろいろな現場を回って、マンションや一軒家などの建物を見るのも好きでした。だから、就職活動を始めたばかりの頃に、大学の就職課で山本商会のパンフレットを見かけたときは「ここしかない！」と感じました。もともと人と接するのが好きだったので営業職になりたいと考えていましたが、まさかトラックを運転できて建築にも関われる営業職があるとは思っていなかったので、出会った瞬間から山本商会が第一志望になりました。
実際に、体験入社でトラックの助手席に乗せていただいたときはすごく楽しかったですし、同行させていただいた先輩から「どの建物に関わった」といった話を伺って、やりがいのある仕事だと確信し、「ここで働きたい」という気持ちが強くなりました。
入社当時の思い出
今もそうですが、入社当時から人の話をよく聞き、周りの先輩たちの動きをよく観察していました。「こういうときは、こうするんだ」という事例を頭の中にストックして、自分が対応するときの参考にしながら、わからないことや疑問に思うことがあればすぐに確認するようにしていました。自分から質問するだけでなく、同期が先輩に質問するときは、自分も一緒についていくことも多かったですね。あるとき、同期が上司に質問に行ったので「私も隣で聞かせてください」とお願いしたら、上司から「学ぶ姿勢が素晴らしい」と褒められたことがありました。自分にとっては当たり前の行動が、「こんなに評価されるんだ」と驚いたことを覚えています。
また、やる気は人一倍あったので、1年目からいろいろなことにチャレンジさせていただきました。営業所の中であまり事例のない案件の相談がきたときも、自分に見積もりを作らせてほしいとお願いしたこともあります。いつも「やって覚えなさい」というスタンスでチャンスをくださる上司には感謝しています。
仕事のやりがい
お客様に喜んでいただけるのが、一番のやりがいですね。お客様からの「ありがとう」という言葉を聞くと、自分も誰かの役に立てていると思えて、幸せな気持ちになります。
以前、あるお客様から「こういう工事ができる会社を探しているんですが、心当たりはありませんか？」という問い合わせを受けたことがありました。営業所では経験のない内容でしたが、上司にも相談して対応できる協力業者を見つけ、すぐにその会社と一緒に打ち合わせに伺いました。すると、とても喜んでくださって、「短時間でこんなに丁寧に対応していただいて、ありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。その仕事を発注いただけただけでなく、その後もお客様の社内で私のことを薦めていただき、さまざまな部署から何件も依頼をいただいています。ただ単純に「お客様のお役に立ちたい」と何気なく対応したことが、こういう結果につながって非常に嬉しく思っています。
会社の雰囲気・職場環境
現在、私が所属している営業所には14名のメンバーがいますが、年齢が離れていても気さくに話せる方が多く、とても居心地の良い職場だと感じています。上司から引き継いだお客様もたくさんいるので、今自分が任されている仕事の内容や、お客様のご状況をこまめに報告しています。担当を外れても「自分には関係ない」と思わずに、お客様のことをずっと気にかけている上司や先輩が多いんです。そういう人の良い社風も好きですね。
お客様から難しい案件のお見積もり依頼をいただいたときや、仕事でミスをしてご挨拶に伺うときなど、「1人でお客様先や現場に行きたくないな」と思うこともありますが、そういうときは「同行してください」とお願いすれば、皆さん快く引き受けてくださいます。以前、上司に現場同行をお願いしたい案件があり、出社してすぐに「こういうことで困っているので、本日2時間ほどお時間をいただけませんか？」と相談したところ、10分後には上着を羽織って「いつでも良いよ」と言っていただいたこともありました（笑）。こうした手厚いフォローがあるから、安心して新しいことにも挑戦できるんです。